9月29日
父、入院以来、上体起こしをキープできる状態でなかったのが
理学療法士の方と看護師さん、総勢4名がかりでついに車椅子に乗れた!15分でぐったりだったけれど
ロビーから洗面所で手を洗ってもらうところまで、耐えた
10月4日
今回は理学療法士さんひとりだけのサポートで車椅子に移り、ロビーまで
そして励まされ、促され、支えられながら・・・ ほんの数秒だけど、立った!
ちょうど母と兄と3人で立ち会えたのもうれしかったこと
この日の父目線の景色
明るめの曇天
声量が増してきたのも喜ばしいこと
少しずつ自力で痰を出せるようになってきたのもすごい前進だけど
嚥下はまだできない
生きる力をふり絞る
華々しい瞬間だけでなく、熱を出したり横たわっている時も
休むことなくふり絞る
生ききる、というのは
「容易でない」 と本人も云うように
素晴らしく、尊く、なんと大変なことか
一喜一憂しながら
季節が巡っていくのを受け止める