2015年2月28日土曜日

純米酒 「滝桜」

三春町といえば!先頃の「新酒まつり」で思いがけずいただいたお酒
佐藤酒造さん の純米酒「 滝桜」のことを紹介していませんでした


試飲のお酒をいただいたカウンターに、このピンク色の瓶が並んでいたので
「(試飲酒は)これですか?」「この色はお酒の色かな?瓶の色かな?」
と尋ねましたら・・・

「これは試飲とは別のお酒で、ボトルがピンク色なんです」
「熟成させたお酒で、女性に人気です」
「よかったらどうぞ」

ええ?(*´∀`*)わぁ うれしい☆

そこに現るご年配の男性・・・
試飲を受け取り、しばし待ち・・・
「俺には(その瓶)くれねえんか?」

どき(@_@;)

「俺は三春から来たんだぞ」

わお(@_@;) 地元の方だ

売り場のひと、ドギマギしながら
「お綺麗な方だけでして~・・・

(*´∀`*)ゞ あら~~~

その場しのぎのお言葉とわかってはおりますが(。-_-)
この矛先、ワタクシがお受けいたしましょう

**************

「ワタシ、新潟から来ました~(*´∀`*)

「(なぬ?)今日来たんかね?」

「引越してきたところです(*´∀`*)

「新潟はうまい酒いっぱいあるなぁ・・・
「俺は春日山が好きなんだ」

「わあ(*´∀`*)上越のお酒ですね!!(お目が高いっっ
(我が懐かしき高田にある武蔵野酒造さんのお酒です☆
(スキー正宗とか、入魂とかね、 ココでその名が出てくるなんてね☆

「向こうにともだちがいるんだ」

「私も上越に住んでました!(*´∀`*) わぁわぁ・・・

「まぁ 福島の酒、たのしんでいってくれや」
(的な言葉を三春的言葉でおっしゃってくださったおじちゃん

「はいっ。おとうさんの分も(ピンクの瓶のお酒)頂戴します(*´∀`*)/


いいおとうさんでした
この方に限らず、会場で会った方々はみんな気持ちのいいひとたちでした

めでたしめでたし

*************

後日自宅でいただいた「滝桜」は
開封直後の香りは初めて嗅ぐフルーティーな香り

口に含むと・・・ まるい!!

わはははは (*´∀`*) とうれしさのあまり笑ってしまうような
まぁるさ!!

まるいねまるいね (*´∀`*)
と、なぜか何度も言ってしまう

こんなまろやかな、というか「the まるい!」味わいのお酒はちょっと記憶にない
熟成ゆえなのかな?

「三春駒」がちょっとパンチのある男性的なお酒だとしたら
「滝桜」はなるほど、女性がほんのりとたしなむのにとても似合う
コロコロと笑顔がこぼれて気持ちもやさしくなるような、お酒かもしれません

桜いっぱいの景色を想い浮かべながら美味しく頂戴しました
ご馳走様でしたm(__)m


これを飲んで
桜にはまだ早いけど
ちょいっと三春に行ってこよ~♪
って思ったのでした


三春町

ちょっと前に行ってきた田村郡三春町
我が家から車で20分くらい
桜の季節に向けて、ちょっと早いけど下見~( ´艸`)


ランチで寄った cafe narumari さん

相方とのランチではカフェ的なお店にはまず行かないのだけど
ボリュームが足りながちで(^^ゞ
こちらは 「ちゃんとご飯」 な期待通り


ザ・定食!メインもお野菜もたっぷり!
でもカフェらしく、きれいでかわいくて


丁寧に作っておられるのがわかる感じ
美味しかった~~~☆


お店の前のしだれ桜
咲いたら素敵なのだろうな~



三春町の中心部?は市街地活性化?
新しい街並みになっていて、裏手の川岸も整備中
大きく生まれ変わるところらしかった

なるべく自然の趣が残されるとよいねと思いながら
自然の猛威と命がけで闘ったひとたちにはちょっと言えないか
とも思う

この辺りは震度5~6だったとか
原発事故から避難してくる方々を受け入れながら
行政・住民・研究者、力を合わせて緊急時対策を模索・実行してきた自治体である模様

◆例えば 「とむさとうのコラム」
http://blog.livedoor.jp/tomsatotechnology/archives/51808843.html


川向いに古いお稲荷さんらしき祠が残されていた
ああ、祠は元のまま、同じ場所に安置されるのかなと
地域の大切なものを見せていただいた気がした


小さめ三角の三春あげは
ふっくらとやさしくて美味しかった


こちらが国の天然記念物・三春瀧桜!
樹齢推定1000年超だとか

冬枯れでも近づくと大迫力
これが咲いたら・・・ (*´∀`*) と想像しながら
この木を見下ろす丘に登ってみる


草野心平の石碑があった
いわき出身なのだって

国語の教科書にあった「河童と蛙」が妙に好きで
未だに時々、るんるんるるんぶ・・・ と思い出す

三春町には1万本以上の桜が植えられているとのこと
梅、桃、桜と一斉に咲き揃うという春はどんなに華やぐだろう

雪残る中で春の訪れを待つ季節もすき


立ち寄った三春ダムは放水中


あ~ダメ(>_<) こういうところから下を覗くの、へっぴり腰
この横断通路なんか渡るの絶対ムリ(>_<)


貯水池側の穏やかな景色を見てキモチを落ち着かせる


白、黒、そして貯水池といえば、やはりキンクロハジロか?
ズームマックスでもよく見えない


構造物としてとても洒落ていると思った
どこかお城ちっく
よじ登る者あれば 「曲者!出あえ出あえ~」 な感じ


迫力ありありなんです

春にまた来るね~


2015年2月27日金曜日

報道現場からの警鐘

飯館村の「までい」について検索していたら
NHKの大越健介キャスターが「ニュースウォッチナイン」の番組HP内コラム
「大越健介の現代(いま)をみる」 に書いておられた記事も見つけました

前回のトピックス「までぃ」の中で紹介した
「マガジン9」のどん・わんたろうさんのコラムより2ヵ月ほど前の日付、
震災の年の6月に書かれたもの

◆大越健介 「『までい』の村が」
http://www9.nhk.or.jp/nw9-okoshi-blog/100/86554.html


コラムの締めくくりはニュースキャスターらしく
当時の政権・民主党の対応に絡めてあって、確かにそれらは
大越さんご指摘の通り、決して褒められたものではなかったと思うけれど・・・

当時から私の関心は、そもそも長きにわたる自民党政権が
作りものの「安全神話」と利権のもとに推進してきた原発、の事故を
自民党だったらどう対応するのか?
同じ状況の中で一体何ができたか?してくれたか? ということの方でした

民主党はそれらの失策もあって再び政権は自民党に戻ったけれど
どうですか?原発対応
わかっちゃいたけど・・・ 期待なんかしてなかったけど・・・
ガックリ、というだけならまだしも・・・ 大きく恐怖

東電への責任追及も復興の方向性も疑問はいっぱいだけど、更には
再稼働を目指そうとするのみならず、自分たちで始末をつけられないものを
経済のために海外輸出するという
その為に研修施設として稼働した原発が国内に必要で
再稼働ありきの審査を進める
って・・・
一体、何が大事なんだろう??現状認識と優先順位がおかしくないか???
自民党のこれらの政策をこそ、どうして世論はもっと議論しないんだろう?


なんでだろう? 

シリアでの人質事件以降ますます
現政権を批判しない、できない、流れができているというのは
日本の報道環境は、これまで以上に深刻になっている模様

◆例えば、「週刊金曜日ニュース」
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=5015


報道規制、統制、発言・表現の自粛・・・
今や自粛どころか、批判する者を吊るしあげ→仕事干される→他のひとも黙る

そうして読者・視聴者が得ることのできる情報は限定されていくらしい

出来事とあわせて多様な問題提起があることで、
私たちはニュースを掘り下げることができる
(ネットや書籍や広告に頼らない報道雑誌の中には
(多方面から切り込んだ議論や幅広い情報を見つけられる
(根気よく発信してくれているひとたちはたくさんいる

でも多くのひとが無理なく見聞きできる媒体(テレビをはじめとするマスメディア)が
総ならえで権力に都合のよい情報や発言しか流さくなったら・・・

世論は議論を産むことなくあっけなく、どうにでもつくられてしまうのだろう

そういうひとたちの選挙行動が政権を決めてしまうのだろう


雀さえずる庭を見下ろしていた
このひとたちは
チャンスを多分)静かに激しく審議中
行く?(=-_-) マテ(-_-=)
おなかすいた(=>_<) もちょっとマテ(-"-=)


冒頭の大越健介キャスターの話に戻すと
安倍政権になっても原発事故に関する対応への疑問を投げかけ続けてくれた
大越キャスターが3月でニュースウォッチナインを降板、というのは衝撃でした

公共放送ではなく政権放送と化しつつあると危惧される局内で
本来の切れ味で活躍できないのならむしろ・・・ などと思いつつ
これまでの経験と実績を生かせる報道現場で引き続きご活躍いただきたいと
切に希望するのとあわせて

ニュースの取り上げ方を見比べるのによかった「報道ステーション」でも
朝日新聞・江村順一郎論説委員と、元経産省官僚・古賀茂明氏が
コメンテーターを降板するというのは・・・
残念という以上に・・・ 本当に恐怖


権力の監視と事実を伝えるという報道の使命に真摯に向き合うひと
表現の自由を守ろうとするひとたちは
今、ものすごく警鐘を鳴らしています



昨日今日は冬型で吹雪いたり激しく強風ですが
暖かい日にはあちこちで猫を見かけるようになりました


2015年2月16日月曜日

味噌つくり


糀しごと
甘酒、塩麹、ときたら次は味噌です


ちょっと憧れていた味噌の仕込みは、寒い季節のおたのしみだとか
このたび初めて習ってきました

↑これはお教室の分
容器がイイとカッコよさもひとしお


私のは・・・
今回のお持ち帰りはひとり2㎏ということで、とりあえずタッパーで(^-^ゞ

仕上がりはドキドキですが、仕込み作業はとてーーも愉しかったので
少量でも美味しくできる(=マンションでもうまく保存できる)とわかったら
来年は甕を買っちゃおうかな( ´艸`)



今回は大豆をほどよくゆで上げるところまで先生が済ませてくださいましたが
作れるんだ~(*´∀`*) という感触を教えていただけたのが何よりよかったです

容器についてはちょっと悩みました

少量ならジップロックでも作れるとのこと
ホーローもよいけど樽や甕の方が空気を通す点でオススメみたい
毎年使う樽なら菌が根付いて活躍してくれるのがまたよいのだとか

ガラスなどの透明容器の場合は保存時の遮光に注意
初めての私は、タッパーにしたことで、どれくらい押せば空気が抜けるか
(かなり押し込んだつもりでも結構空気が入っているねとか
見えるのがよかったように思います

が、次回するならやっぱり甕で仕込みたい☆

夏場にも涼しくて風通しの良い保管場所、が我が家にあるのか?
というのが一番の問題(-_-)


2015年2月15日日曜日

「までぃ」

最近知った言葉

福島県飯館村周辺では
「大切に」「こころを込めて」「ゆっくり」「ていねいに」「つつましく」といった
いわゆる「スローライフ」とイメージが重なるような意味で用いられてきたのだとか



原発事故で全村避難になっている飯館村から避難している方の話を
ラジオ(福島県唯一のAM放送局「RFCラジオ福島」の番組、「月曜Monday(もんだい)夜はこれから!」 
で、聞きながら


飯館村は
どんな素敵な村だったろう。。。 と思った

まるで好きなひとのことを話すみたいに
ふるさとと、同郷のひとたちのことを語っておられた


70歳以上の独居世帯が多いという仮設住宅でも
なるべくつながりを保ち、生きがいを持てるようにと
闘病しながらも、仲間たちとできることを継続しておられる佐野さん

夢は、ふるさと飯館村に帰ること


原発事故前と同じようにはいかないとしても、
若い人たちは無理だとしても、自分たちのような歳の者だけでも帰って、
なるべく世話にならないように自分たちでがんばって、
こんなふうに元気に暮らしているよぉ って見てもらえれば。。。


と、穏やかな語り口から伝わってくる想いの強さもさることながら、
自立した暮らしを前提としていることがとても印象的で
お名前などを急いで書きとめた

◆「いいたてカーネーションの会」で検索すると
佐野ハツノさんたちの活動のいきさつやご苦労、がんばりが窺える記事がいくつも出てきます



◆飯舘村について書かれた「マガジン9」のコラム↓を読んで
彼女が語っていたことのニュアンスに更に納得
http://www.magazine9.jp/don/110824/


「までいライフ」を掲げた飯館村の自立した地域づくりは
30年来の努力で培われてきたもので
村独自の国際交流や、女性リーダーの育成や、子育て支援等々、
住民参加を上手に促しながら、国任せにしない取り組みをしてきたがゆえの
今日の地域に対する誇りであり、自立した生き様なのではないか・・・ と

その小さな村の地域づくりは
震災以前から注目されていた様子


けれど、ふるさとへの帰還には除染という困難な課題と
放射線量の判断についての賛否がある


◆震災後、様々な住民の想いを受け止めながら、時に怒りの矛先を向けられ
痛烈な批判にもさらされながら、前進しようとしている飯舘村の菅野村長の想いは
例えばこんな感じ・・・
http://bizacademy.nikkei.co.jp/business_skill/shaberi/article.aspx?id=MMACi8000018032014

たまたま目についた記事で、これが全てではないと思うけれど
読み返したいのでリンク貼ります



◆飯館村といえば、まだ上越に居た時に
酪農家の長谷川健一さんの講演を聴かせていただく機会があった

長谷川さんも、生業やふるさとへの熱い想いや誇りがあるからこそ憤り、
国や自治体の帰還推進施策への見解は厳しく、
黙っていたらそのまま終わってしまう、と
今も賠償にまつわる和解訴訟で闘っておられる


おかあも、おとうも、
きっとこんな闘いとは無縁に、楽しく自活していくことを考えて
お互いを「までいに」思いやりながら、暮らしてきたひとたち




なんでこうなった? ってことを
私たちは忘れちゃいけない

「そもそも」の部分が、既成事実や後付けの(へ)理屈に隠されがちで
矛先がどんどんすり替えられがちなことに気をつけなくちゃいけない


訴訟やデモとかで
「そもそも」のところについて熱く訴え闘うひとたちを
仮に自分はその情熱ややり方に足並みを揃えられない、と思ったとしても
彼らを孤立させちゃいけない、って
新潟に居た時、静かな口調で話してくれたひとのことを思い出した

夏のおひさま日曜市の中での富田貴史さんのトークライブ
あの時のことは、レポートを書いたらうんと長くなって
結局アップしなかったのだけれど 
いくつかのエッセンスが大切なヒントとして
今も私の中に残っている



どこまでも続く散歩みたいになってしまった
これは少し前に行った三春の景色



2015年2月8日日曜日

ニコ・ニコルソン

『ナガサレール・イエタテール』



東京で暮らす彼女の実家は宮城県の海沿いの町
津波被害が甚大だった地域でおかあさんとおばあちゃんは
自宅1階で津波に呑まれながら九死に一生を得たものの・・・

変わり果てたふるさと・・・
避難生活の中での健康状態の変化・・・
それでも、帰りたいというおばあちゃんの願いを叶えるべく
家を再建したイラストレーターさんの復興記録


私が知る由もない被災当時のこと・・・
避難時のこと・・・
復興に向けて迫られる決断のこと・・・


戻りたい気持ちって。。。

こういうことなんだなぁ。。。。


***************

避難生活のなかで「プチ痴呆」になったおばあちゃんの介護
がん告知されたおかあさんの治療を考えれば
自分が暮らす都会にマンションを、という選択肢もよぎるのだけど・・・

本当の「再建」て・・・

「家」って・・・
「家族」って・・・ 「母子(おやこ)」って・・・



マンガで表わせるって素晴らしいなぁ・・・ 

言葉にしたらどこか違ってしまうものが

こんなふうに
目の輝きや仕草で
伝えられるのだものねーーーー


2015年2月7日土曜日

忌野清志郎「サラリーマン」 




記事内への動画の貼り付け方がいまひとつわからず(-_-)
新たな投稿には、「共有」(というの?)できたので上げてみる

2015年2月6日金曜日

新酒まつり

今年でもう19回目の開催なのだとか

前評判では、とにかく人が多くて料理はまともに食べられない
ということで、前売り3000円はどうなの? とか
それなら近くの居酒屋に行った方が・・・ と
相方は職場のひとに言われたみたいですが・・・

それでも、どんなものかはやっぱり行ってみないとネ!
と私は興味興味津々、相方の都合もつけてもらって行って来ました


愉しかったーーーーーー\(*´∀`*)/☆☆☆


「にいがた酒の陣」や上越の「越後・謙信SAKEまつり」と違って
あくまでもこの時期の新酒のお祭りということで
試飲できるのは郡山市内の6つの蔵元それぞれの1銘柄の荒しぼりと
各社の荒しぼりのミックスのみ・・・ ミックス??なにーーー??(@_@;) 


コレを全部混ぜちゃうんだよ\(◎o◎)/

ソレはどうなの?? と 私はかなり異議がありましたけど・・・
もったいないというか、それぞれの蔵のこだわりがあるでしょうに・・・ とか・・・

いろいろいきさつあって生まれた「この日しか飲めないお酒」ということなのでしょうが
コレについては機会があったら蔵のひとにも聞いてみたいです

今回は、とにかく会場が大賑わいで、蔵人さんたちもてんやわんやで
私ももう舞い上がっているから混み入った話はまぁいっか~ 
なんて(*´∀`*)たはは~



真っ先に飲みたかったお酒
フルーティーだけど甘くなく綺麗で新年にピッタリ☆
評判になるわけです納得


お料理は、それなりにいただくことができました
スペシャルメニューは行列ができていたのでどれも食しませんでしたけれど

入場から乾杯まではどうなることかと思いましたが
多くの方々がひと通りお料理をゲットして落ち着いた後は・・・
今度はテーブル確保が大変です(-_-)

だいたい会社のお仲間でのご参加で、それぞれがテーブルを独占なさっており・・・
私たちみたいな個人参加は少なかったかも

でも、ちょっとした隙間を見つけて、置かせてください_(._.)_ と申せば
どうぞどうぞと、みなさん快よかった☆

それでもそのテーブルの人数が増えればそーっと辞退し
再び漂流・・・ 


このところ三春には関心「大」なので、三春のお酒と言うだけで気になります
三春町はお隣り田村郡ですが、郡山市からほんのすぐ近くです
意外にもパンチを感じるお酒でした
桜で名高い三春ですが、名物の「三春だるま」も迫力のあるお顔だものね~


こちらのブースでは、ひょんなことから試飲の他に別銘柄「滝桜」の小瓶を
プレゼントしていただいてしまい・・・(*´∀`*)
手がふさがって、これはテーブル無しではもうどうにもならない、ってことで
近くのお集まりに、ちょっと置かせてください_(._.)_ って申しましたら・・・

その方々がめっちゃウェルカムでやさしかったーーーー☆☆☆
そこからはもう愉しくってたまらない時間

これも「三春駒」の佐藤酒造さんのおかげ
更に三春のファンになりました


どの蔵のお酒も個性があって美味しかったけれど
終盤にもすいすい飲んでいられたのはこちら

それにしても郡山の方々は強かった!!


試飲のカップが積み上げられ・・・


宴の後


この御一行様は、郡山の方もいれば県外遠くから転勤で来ている方もいて
同じテーブルで一緒に盛り上がっているから全員同じ社の方かと思いきや
メンバーの誰かの知人なだけで他のひとには全くの初対面だという方も居て・・・

その垣根の低さがいい!!

男衆ばっかりなのに
こまやかでやさしいひとたちだったな~~

M電気の皆様
どうもありがとうございました<(_ _)>

郡山がまたまた好きになりました(*´∀`*)

ニッポンを、
郡山の街や暮らしを、
こういう方々が支えているんだな~ と
世の頼もしきサラリーマンさんたちを
垣間見たような時間でした

まあウチの相方もですけどもよ(。-_-)

単身赴任の方、震災の年から来ている方・・・
きっとそれぞれに人生のドラマがあって・・・
清志郎が唄う「サラリーマン」が頭を回って
胸がキュとなります


2015年2月5日木曜日

このところ、塩麹と、麹でつくる甘酒にハマっています

日本酒のことを考えるにつけ、麹や酵母ってよくわからないナ、と思っていましたが
日本酒に限らず焼酎や、味噌、醤油、みりん、漬物など
麹菌や酵素の働きを用いる日本独自の発酵食品たちをどれも
わかっていなかったのだと思います
ほんの少し親しんでみたら・・・ なんだか面白いです☆


↑乾燥麹
近所に生麹を売ってくれる味噌屋さんがあるのも見つけました


塩麹は先頃のブーム時に作ったことがありましたが
しょっぱすぎてあまり活用できずそれっきりでした

それが、こちらで出会ったマクロビの料理教室で食べさせてもらった塩麹は
むしろ甘くてビックリ☆ 

早速、教わったレシピで作ってみたら、 おいしーーーー (*´∀`*)☆
旨味もたっぷり、これならかなり活用できます
(塩分控えめなので早めに使いきれる少量仕込みがポイント


甘酒も、このところ身近にはなかったのですが
上越の友人からのギフトに懐かしいメーカーさんのものが入っていたのが
久々で、うれしくて・・・

そうだ、残った麹で甘酒も、
と作ってみたらこれまた  お~いしーーーーー \(*´∀`*)/☆

そのままいただくのもいいのですが
まずは教室で教えていただいたデザートを作りたくて・・・


豆乳と甘酒のプリン
りんごソースがけ


豆乳とりんごのハーモニーが絶妙なのです☆

豆乳はこれまであまり好きでなかったのだけど
これを機に美味しいと思うようになりました
いろいろアレンジを楽しめそうです

もんだいは・・・ カップひとつぢゃもの足りないってこと(-_-)

大きいやつキボーーー
と、もう1名も申しております(-_-。)



麹は仕込みの温度管理が大事で
ココに何かが生きてる~~ って感じなのがドキドキします
(コウジカビです

麹菌自体は40度くらいで胞子以外は死滅するらしいですが
70度以上?で加熱しなければ酵素が生き続けているのだとか

塩麹はほとんど塩と同様に使ってよいと聞いて
調味料としてもいろいろに加えていたのですが
思わぬ酵素の働きを目の当たりにして苦笑することもあります

例えば、マヨネーズで和えるポテサラとか
ホワイトソースの仕上げのひと味に足したりしたら・・・
ビックリしますよ~

たんぱく質分解酵素「プロテアーゼ」がっ\(◎o◎)/
ココに居る!ってわかるの
(ちょっと目を離したすきにゆるゆるのシャバシャバになりました^-^:
すぐに食べるか加熱すればオッケー

まだまだ「不思議ちゃん」扱いの麹ですが
分解酵素って・・・そういうコトね☆ と失敗から学びながら
更に仲良くなっていきたいと思います

2015年2月4日水曜日

ドリアン助川『あん』


ドリアン先生、やってくれます
一気に読みました
外出予定を済ませた後でよかった
後半泣かされっぱなし




友だちが、これを読んで私を思い出したという

店主だからか
桜だからか
親しんでくれる若い女の子たちか
あんこか
お酒か (私は溺れないけど(。-_-)
我が子のごとく見守ってくれる人の存在か
はたまた・・・

彼女の意図するところはわからない
彼女は私の気付かなかったことや、はじめの頃からのことを
覚えていてくれるひと


私は私が出会ったたくさんのひとたちと
そのひとたちが紡いでくれた物語を
なつかしく
いとおしく

自分はどれだけ耳を傾けることができただろうか
どれだけ声なき声を「聞く」ことができただろうかと
振り返りながら

あの春の桜の景色を

思い出しています


まためぐってくる日ももう遠くない
立春



久しぶりにあんこを作りたくなって
前より丁寧をこころがけて
粒が残るくらいにさらりと
甘さを控えめに仕上げたのは
あんというよりゆで小豆の風貌だけれど
いずれにしてもいとおしく
いとおいしい


2015年2月2日月曜日

「100msv」

「年間か累積か」を意識しながら
そもそも「100ミリシーベルト」って?と調べたのですが。。。

もうね、私にはよくわからないです(-_-)

国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告などを探していくと
そもそもこの組織自体が問題視されていたり
内部被ばくの過小評価や基準値作成のあいまいさが内部告発されていたり

現状では国はその基準値を参考にするしかないようですが
専門家でも意見が分かれるくらい明らかになっていない部分
(低線量長期被爆についてなど)があることもわかり

断言できることは何も無い、ということかな~
というのがざっくりとした印象

それなのに決められたり、決断していかなくちゃいけないって。。。。

影響が「わからない」のはしかたないこと

わからないがゆえにより慎重に防護、の立場を
支持したいです



それにしても、年間か累積かに注目して読んでいると、記述にはバラツキがあって
なるほど、こういうふうにして話がごっちゃになっていくのね~ と
気をつけポイントを学びました

たまたま目についたサイトをあげると・・・ 

朝日新聞GLOBE では  (←太字のところリンクしてあります。以下同様
~内外のさまざまな規制のよりどころになっている国際放射線防護委員会(ICRP)は、累積で100ミリシーベルトの被爆をしたときに、致死性のがんが0.5%つまり、「1000人に5人」の確率で増えるとみる。

こちらはちゃんと論拠の源と「累積」の文字が記されています


中部電力のサイト では 
~一度に100ミリシーベルトを超える放射線を受けた場合、人体に影響がでます。
の後に
~100ミリシーベルト以下の放射線を受けた場合、人体への影響は確認されていません。

えーっと、こっちも「一度に」ということで、「累積」でも「年間」でもない
と読んでいいですかね?
(原爆などの瞬間最大被爆量の話では「一度に」でオッケーです

続く記述では「これまでの疫学調査によると」というざっくりした出処と、
「また、~ICRPの推計では100ミリシーベルトあたり生涯のがん死亡リスクが・・・」

そこ~! \(-_-メ)
年間ですか?累積ですか?一度に、ですか?

ココはかなり混同されうる記述だと思います
いち読者としては、これは「累積100msv」の話じゃないかな~? と思うのですが 
この記述では判断できません

前の話は「一度に」で、次は「年間」の話が出てくる中で
どうしてここだけあいまいなのかな??
「年間」か「累積」(生涯)の2文字を足すスペースは十分あるでしょうに

書いているひとも混同しているか、混同していないとすれば意図的にハズしているか
と思われますよ~(-_-)/


~線量によって重症度は変わりますが、がんや遺伝的影響(確率的影響)は、線量を下げても発生する可能性がゼロになることはありません。しかし、がんに関しては、100ミリシーベルト以下では、自然に発生するがんと区別できないといわれています。
そこで、できるだけ被ばく線量を下げるために、職業として放射線を扱う人は1年間で50ミリシーベルト以下、5年間で100ミリシーベルト以下、一般の人は1年間で1ミリシーベルト以下と線量限度が法律で定められています。


これはなかなか良心的な記述に思われます
前半はその前の記述から「一度に」の話であると理解できますし
線量を下げてもリスクがゼロになることはなく
影響についてわかっているのはがんに関してのみと

(癌になるというのは最悪な最終段階の話で
(それ以前・それ以外の影響は考慮されていないという指摘があります


記述のとおり法律では年間1ミリシーベルトと定められているにもかかわらず
緊急時だからやむをえないという判断で年20ミリシーベルトまで引き上げたことについては
先の中部電力のリンクしたページにもICRP由来の説明がありましたが
調べると更に諸説出てきます 

国でだれも責任を取らなくてすみ
除染も比較的低予算で収まる範囲
ていうものとか

真偽はわかりません

ただ、国や行政は疑念がいっぱいになってしまったこの状態で
いかに丁寧に誠実な回答をしていくかが問われているし
(現場の方々は本当に大変なご苦労です
私たちには、やはりお任せではない判断が求められるのでしょう


説明責任については、「風評」は風評ではない説(?)にも通ずることで
それはまた食べ物のことを書けた時にでも。。。
   これは更にムツカシイです(-_-)


はーー長かった!
読んでくださった方
ありがとうございます!<(_ _)>

私も早く次の楽しいことを書アップしたいんだよ~

2015年2月1日日曜日

年間なのか累積なのか

一番恐れていたこと
「二人が帰らぬひととなり 首相がメラメラとした発言をする」
彼らの無念や願いや今後の政府の対応や・・・様々な思いが逡巡するけれど
今日は今日できることを大切に
初めて行った珈琲豆屋さんでうれしかったことを心に刻む
ひとはささやかなことで誰かを笑顔にできたりもする


転居後ひと月が経ち、日常生活はひとまず落ち着きましたが

原発事故による放射能汚染の影響については常に懸念だし
復興施策、原発の廃炉、再稼働、海外輸出の動き等々
もっと知りたいと思っています

わからないことはたくさんあって
わからなさすぎたら極力選ばないで済むといいな、と思いながら
選ばざるを得ない立場や心情があること、あるいは全く別の価値観があることも
視野に入れておかなくてはと思います
選ぶための正しい情報を得られないケースがあることについても















「この程度なら問題ありません・大丈夫です」
と主張している方の本も読んでみました

その論説が批判されているのはあちこちで見かけていましたが
市内の小さな書店で一番目立つ位置に置かれていたりもして
それなら私も読んでみないとね

どんな主張からも学ぶところはあります
ほお と思うところもありました (いろんな意味で
この方に気持ちを救ってもらった方もいるでしょう

でも今日はそれらについて書きたいわけではなく

この著書内でも登場した、健康被害が出ると証明されているのは100ミリシーベルトから
という話について

あまりよく理解していなかった!ということを知ることのできた、こちらの記事↓が
今日の本題 

「みんな楽しくHappy♡ がいい♪」のサイトに紹介された河北新報社の記事
 http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4019.html

私も「年間」だと思ってたよーーーー\(◎o◎)/
「累積」と大違いだよーーーー\(◎o◎)/



いやはや。。。
こんな感じで日々、新たに知って衝撃を受けることがあります

「騙された」とは思いません
数字にヨワイとその数値だけで精一杯で
単位や前提条件等を見落としがちなのだと自覚させられます
誤認していることや理解不足は他にも多々あることでしょう(/_;) とほほー

だからまた知る努力をするわけです(。-_-)ちょびっとずつでも

書きながらあやふやなところを再確認しています
お付き合いくださる皆様、ありがとうです <(_ _)>


上記「みんな楽しく~」のサイトの方はスゴイです
最初に見かけたのは
気になったニュースを調べていた時に
その「文字起こし」があって

要約ではなく30分のインタビュー番組を
全文書き出し!

「要約」だと
私もですが書く人による編集が入るところ
丸ごとというのは受けて側にも判断がゆだねられ
これまた更に学ぶこととなります