2015年2月8日日曜日

ニコ・ニコルソン

『ナガサレール・イエタテール』



東京で暮らす彼女の実家は宮城県の海沿いの町
津波被害が甚大だった地域でおかあさんとおばあちゃんは
自宅1階で津波に呑まれながら九死に一生を得たものの・・・

変わり果てたふるさと・・・
避難生活の中での健康状態の変化・・・
それでも、帰りたいというおばあちゃんの願いを叶えるべく
家を再建したイラストレーターさんの復興記録


私が知る由もない被災当時のこと・・・
避難時のこと・・・
復興に向けて迫られる決断のこと・・・


戻りたい気持ちって。。。

こういうことなんだなぁ。。。。


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避難生活のなかで「プチ痴呆」になったおばあちゃんの介護
がん告知されたおかあさんの治療を考えれば
自分が暮らす都会にマンションを、という選択肢もよぎるのだけど・・・

本当の「再建」て・・・

「家」って・・・
「家族」って・・・ 「母子(おやこ)」って・・・



マンガで表わせるって素晴らしいなぁ・・・ 

言葉にしたらどこか違ってしまうものが

こんなふうに
目の輝きや仕草で
伝えられるのだものねーーーー