2015年4月25日土曜日

添田孝史『原発と大津波~』

福島原発告訴団 の集会での講演をラジオで聞いて、読みました
添田孝史 『原発と大津波~警告を葬った人々』


前書きと後書きを読むだけでも
今回の福島第一原発事故が防げたかもしれない人災であったことが
読みとれますが・・・

これらの内容って、福島県民の間では周知のことなのかな?
知ったらいきどおっちゃうよね?
(私は憤りまくりましたが。。。

放射能汚染で暮らしの安全や楽しみを奪われてしまったのは
福島だけではないわけで
人口の多い東京・北関東はじめ、東北を含む一円の人達(新潟含む)が
本気でいきどおりを表わせば (例えば投票行動でね 
国ももっと動かざるを得ないと思うのだけど。。。
 

何にしろ危険は過小評価
対策は目先のコスト優先 
(という組織的問題の具体的調査内容が書かれています
結果、大惨事が起きればそ知らぬ顔で「想定外」
終わりのないしりぬぐいには驚愕(額)の税金投入・・・
でもやりきれないので、それもほどほどの最小限に
ただちには現れない健康被害が現れた頃には、原因は特定できませんと・・・
挙句の果ては(過剰な)避難生活によるストレスが原因、て・・・
えーーーー (@_@;) まさかの自己責任??

こんな運営・事故対応で再稼働って・・・ どんな理屈をつけてもありえない
 
新基準ができようとも
福島原発事故の解明無しに刈羽原発再稼働はありえない
という泉田新潟県知事の明確な表明は
極めてまっとうだと思います

ありがたいです


福島原発告訴団 の「2015年告訴」は、HP で報告されているとおり
先頃、東京地検で不起訴処分となり、東京検察審査会に不服を申し立てる予定
先に不起訴処分の出た「2012年告訴」も不服申し立てをして
目下、再審査がなされているとのこと

先日の、高浜原発3、4号機の再稼働差し止め仮処分決定の判決や
川内原発1、2号機の再稼働差し止め請求却下の判決、
このところのメディアと政府が(民と権力の)「攻防」にならないこと、
などへの反応が、もっと世間でざわめくといいな

ニュースにもならず末梢されることが一番のモンダイ

「三権分立」とか「国民主権」とか
「言論の自由」や「表現の自由」は権力に対する民のためのものなんだよーーー
とか、たまに言ってもらわないと。。。

そうだった!(@_@;)

ってね
おかしな現実ばかり見ているとマヒしちゃうん


4月12日
この日はいいお天気だったけれど
両親がやってきた翌日は残念ながらまた冷たい雨


ベランダにある唯一のプランターは
すっかりお手入れ不行き届きで野放しなのに
ムスカリは今年もけなげに咲いてくれた

球根は取りまとめるとして、さて、あとはどうしようかね…