もう一冊、最近恐れ入りましたのはこちら
吉村昭 著 『羆嵐』
夫が読みふけっていたので聞いてみると
とにかく記述がスゴイ、と
書き出しだけでも読んでみたらいいかもよ、ということで・・・
フルに読みましたとも (。-_-。)
表紙からしてコワイんですが (゚-゚;)
裏返してもコワイです (ll゚Д゚ノ)ノ
1915年(大正4年)に起きた北海道・苫前三毛別羆事件という
日本獣害史上最大の惨劇、を描いた小説(初版発行1982年)
綿密な取材と資料をもとにした記録文学作家として名高い著者、の
緻密な光景描写の素晴らしさったら・・・!!!
北海道入植者たちの厳しい暮らしぶりや家族・共同体のありよう等々が
映像のごとく目に浮かび
淡々とした語りは、村を襲い、人を喰い荒らした羆(ひぐま)への恐怖と
闘いの凄まじさをリアルに伝えます
これが実話だなんて<(ll゚◇゚ll)>
寝入りに読むには怖すぎ(>_<)
北海道に棲息するヒグマ(羆)と本州にいるツキノワグマ(熊)は
漢字も違えば性質も全く別物であること、
そして自然の過酷さについても、今更ながらに思い知らされました
こういう時代があって、開墾の歴史があっての、今の世なのですね。。。
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数ある吉村昭作品の中でも 『三陸海岸大津波』は
東日本大震災の後、5万部が増刷されるほどの大きな注目を集めた
記録・解説作品であるとのこと
(初版は別タイトルで1970年・昭和45年・中公新書 / 現在は文春文庫で再版
読了ののち、タイミングよく郡山駅前「ギャラリー観」さんで見かけた
「福島おもしろカルタ」の「ひ」には思わず苦笑い
検索したら ソノラバーガーさん が画像をアップされていたので拝借↑<(_ _)>
◆「ひぐまでねーならあんしんだ」 そうそう( ´艸`)コレコレ
◆「めんこいのはわかるけれども」
◆「やっぱりひぐまだっぺよ」 Σ( ̄ロ ̄lll) ひいっ
イラストだと胸元に三日月じるし(ツキノワグマのしるし)があるみたいだけれどもよ?
ひぐまだっぺか?( ´艸`)
カルタには他にも熊ネタものがありました
それくらい福島県内では身近な存在なのかな・・・
相方もガウガウに出会ったくらいだしネ → 仔熊日記
実は私も、秋の磐梯山で獣の声を聞きました
ガウ、っていうか ゴウッ っていうか・・・ <(ll゚◇゚ll)>
先に気配を察知したのは相方
お邪魔しましたーー(ll゚Д゚ノ)ノ と即行退散
茂みの向こうの声の主はなにものであったか
知らぬが仏
「福島おもしろカルタ」
福島駅西口にある「コラッセ福島」内の福島観光物産館でも
ファイリングして1枚1枚見られるようになったサンプルと共に
展示販売されていました