2014年10月18日土曜日

八戸

耕し・根を張る「土のひと」と
行き交い・運ぶ「風のひと」とがいるとして
私はなかなか前者になれない

相方もそういうひとだから
そんな二人が連れ添ったのだもの、ひと所に居続ける暮らし、なんてのは
ないのかもしれない

行き先は青森県・八戸市
青森は私が国内で訪ねたことがまだ無い数少ない県のうちのひとつ
(あとは佐賀・長崎・鹿児島県!
もしかしたらこのまま一生行く機会は無かったかもしれない太平洋側の北の地に
まさか暮らすことになるなんてね☆

これも何かの縁
神様の采配

行ってきましょうとも!


それにしても
風の町・新潟市での暮らしが、わずか2年で終わることになろうとは

いろんなことが落ち着いて、それなりに動けるようになったのは
ほんの今年になってからのことだから、1年足らず

親しいひと、会えたらうれしい馴染みのひと、などがようやく少しずつできて
関わりを持つようになったボランティアや
継続して勉強していきたいことなどにも出会ったり

今の暮らしにもすっかり愛着を持ってしまった
街なかにありながら、落ち着いた、いい住まいだった
好きな景色やお店がいくつもできて

やっと馴染んで、もっと親しみたかった、そのひとたちやものごととの別れは
ほんとうに残念でならない

ほんの短い付き合いのひとたちでさえ、別れを伝えることを思うと
ひとつひとつの出会いの尊さに、目の奥がきゅっとなる


でも、それ以上に、何が一番私にダメージを与えるかと言えば・・・・

やっぱり
上越の友人・知人たちと
ほんとうに、ほんとうに、遠くなってしまうこと


上越から転居してから、何人もの知人がこの街へ用事がてら訪ねてくれて
時折の親しいひとたちとの再会、かわらぬ付き合い、心許せる会話が
どれだけ私を支えてくれたことか。。。

私も、数か月おきには上越を訪ねることができたし
その都度、待っていてくれるひと、街角でばったり会えるひとがいて・・・

そういうことが
たぶん、すっかりと、ぽっかりと、無くなってしまうことのダメージを

今から想像でき過ぎていて。。。

どんなに言い聞かせようとも、覚悟を定めようと努力しようとも
ナーバスになってしまう


またきっと、会えるけどね!!
私は旅のひとだから!


テンションが下がったら、ぐいっ!とまた上げてみる
たかだか2年!と言い聞かせてみる
この数日間、その繰り返し