2016年6月12日日曜日

映画「A FILM ABOUT COFFEE」

世界各地でコーヒー愛好者による上映活動が行われているというドキュメンタリー映画

郡山は「コーヒーギャラリー」さんの呼びかけで開催された上映会で
拝見することができました



コーヒーを神聖化しすぎてないかしらと思うような冒頭でしたが

産地の様子が示されていくにつけ
コーヒー豆が、人の手と躰を酷使した労働の賜物であることが
リアルに伝わってきて

愛おしさなのか、尊さなのか、なんともいえない気持ちで
目の奥がじんとなったり

豆の精製過程が映された中では
洗って皮から取り出した豆を発酵させ、
素足で揉むようにして粘液を取り除く作業をする時に
足踏みをしながら唄って踊っているシーンがあって
酒造りと同じなのだねぇ(*´∀`*) と愉しくなったり

どの一コマも見逃したくなくて
食い入るようにしてスクリーンを見つめました

映画の中でも特化して取り上げられていた
「スペシャルティーコーヒー」については賛否もあるところで
様々な見解を含め、この映画のことを話せるひとがいたらいいのにと
観ながら思っていました

相方は仕事なので来ておらず
会場には見知った顔のひとつもなく

感想を聞いてみたい知人の顔が幾人も浮かびます
珈琲屋の店主な方々は、どう観るだろう
珈琲好きな友人たちは、今はどこのコーヒーを飲んでいるだろう

心地よい鑑賞の余韻でした

上映前のワンドリンクサービスでいただいた
福久栄コーヒーさんの水出しアイスコーヒーも
鑑賞中うれしい余韻をまとわせてくれたけど
上映後は映画の余韻いっぱいにいそいそと帰宅

会場に語らうひとのなき私がしたいこと
①自宅にあるお気に入りのコーヒーを飲むこと
②ちょうど借りてきているアノ方の本を読むこと

つづく