2016年1月25日月曜日

猪苗代町・十三日市

福島県民手帳の「県内の主な行事」に書かれていた
「十三日市(猪苗代町)」 

なにが繰り広げられるのかよくわからないままに
年明け最初の県内散策は
ドライブがてら猪苗代町へ


快晴☆


まずは猪苗代湖の「 しぶき氷 」に寄り道
湖畔の美しさを満喫した分、身体はすっかり冷えっひえ


臨時駐車場に車を置いてぷらぷらと商店街へ
何度目かの猪苗代町だけど、こんなふうに歩くのは初めて
本部で甘酒がふるまわれていたのがありがたかった

パッと見、お好み焼きやりんご飴などの屋台が並ぶ
いわゆるお祭り縁日だけど
1336年頃から始まったという縁起物を売る初市


この辺りではお馴染みの「起き上がり小法師(こぼし)」

カラフルなのは、火伏せの神、水の神、
色それぞれに意味合いが違うのだって


このたび初めて知ったのは「風車」

磐梯山からの強風吹き下ろす町だから?と思いきや
小法師と並ぶ 会津三縁起 のひとつで
クルクルとよく回り「いつも元気に働けますように」と願う
商売繁盛の縁起物なのだとか

三縁起のもうひとつ 「初音」 もあったのかもしれないけど
知らないと目に止まらないもので、気が付けなくて残念


「だるま」ももちろんありました


特筆すべき「美味しそう!」は
広島焼き屋さんの店頭にあった、たこ焼き?と思いきや 
雪を丸めてしょうが・青のり・マヨ・デコレーション☆

遊び心が素敵
パックの中でめっちゃかわいかった( ´艸`)


帰り際、老夫婦が入ってくのにひかれて立ち寄ったのはこちら

晩酌用に焼き鳥だけいただくつもりが
待っている間に常連さんたちがもれなくオーダーする「スタミナカツ」
なるものが気になって・・・ 聞いてみるとこのお店の名物だとか

ならばとつられて買って帰れば確かに!美味しかった!

小気味よいかあさんと、やさしげなとうさん
地元のひとに愛されているのは「味」だけではないと思う

店頭にスライスしてないパンがどっさりあったのは
パン粉も自家製するからなのだって
たくさんのこだわりがあるらしかった

いつもは水曜休み、この日は十三日市につき特別営業したのだとか

出かけるのは水曜が多い私たち
今回出逢えてよかった☆


こちらでも親切にしていただいた

町のひとたちはうんと愛想がいいってタイプではなさそうだけど
素朴であたたかいのが伝わってくる

だんご汁、地元のりんご、美味しかった


町を歩きながら屋根の切れ間を見上げれば
すくっと磐梯山が見えるのがいい


もうひとつのお目当て「 はじまりの美術館 」を堪能して出てくると
暮れはじめた表通りは屋台を目指す学校帰りの子どもたちで
賑わいが増していた

さて私たちはおやつを買って帰ろうか
気になっていたのは、常に行列ができていた「しおや」さんの回転焼き


あんとクリームをひとつずつ
素朴でおいしくて・・・ チョコも買えばよかった(。-_-)


いい日だったね~ 

と、何度も言ってしまう帰路