2016年1月27日水曜日

「はじまりの美術館」2016冬①


猪苗代町といえば 「 はじまりの美術館 」


今回はこちらの企画展


相変わらずエントランスからして素敵で
前にも撮ったよね~ って同じところで立ち止まる


だって好きなんだもん(。-_-)


今回も期待をはるかに上回られて大満足
いつ来てもここでは感動と衝撃の渦に巻かれるに違いない
という圧倒的信頼感確立


撮影フリー
ブログなどに載せる場合は作者記載のほど、ということで
前回 と同様、作者様プロフィールと共に覚え書き兼ご紹介

実物の緻密さ・鮮やかさ・迫力等々には遠く及びませんが
画像クリックで多少大きく見えます





縫われている



縫っています



縫っているんです


嘆息






シン として吸い寄せられる




もぅ  どうする この愛おしさ




この美術館ではしばしば
ひとって凄い と圧倒される


プロフィールによれば、何年分もの月日と曜日とそれが何の日かを
正確に覚えそらんじているという堀田和男さん


なんて素敵な12か月だろう




デザイン的に感心、では終わらない


見えるかな・・・ カレンダーです
縦1列で1年分、10年分くらいあったかな?

この月日と曜日回りを、彼は頭の中に持っている・・・



その日々につながる記憶がこんな愛おしい草花たちだなんて
それをこんな風に描けるなんて

素敵すぎる


せっせとデジカメ画像で残そうとしている自分に恥じ入りながら
彼のカレンダーの中に私のメモリアルデーを探す


そら屋のオープン年と誕生月


閉店年と素晴らしき怒涛のラスト・マンス


届けを出した日は・・・ 
そうそう、水曜日だった


だいぶ長い時間たのしませてもらった

世には瞬時に景色が写真のごとく記憶されるひともいるというけれど
記憶を保つのが不得手なワタシは
繰り返し眺めては新たな発見を愉しめます(*´∀`*)v

* * *


毎度、ここで出逢う作品たちはずっと眺めていたくなります
観飽きないし 疲れない

作品の力には違いないけれど
佇んでいるのが苦にならない床であり空間であり
窓からのひかりであり

ひょっとして動いているのかな
と思うくらい
観ているうちに奥行きや広がりが変化していくような

心の中で何かが即座に反応しているのがわかる
何かが呼び起こされるのか、新たに生まれようとしているのか・・・

躍動しているのは見ている側の世界かもしれない

ああ、 だから 「はじまりの」・・・

これが 「はじまりの美術館」 なのだと

書きながら思い至りました


***

つづきはまた後日