この1年の終わりに読めてよかった1冊
高橋源一郎さんはやはり対話を大切にするひとで
言葉には希望が託されていて
好きだなぁ。。。。
どこかに向かって生きているなら
私もそんなふうに生きていたい
終わりは始まりで
歴史も課題も全てが継続していくことなのだけど
少しだけ、もやもやが整理されたような
光の指し示す先を感じながら一年を締めくくれること
幾らかの手がかりを持ちながら新しい一年に向かって行けること
なんだかうれしい
その気持ちを大事にしよう
現・安倍政権になってからというもの
私の中でも「民主主義ってなんだ??」の問いが芽生え
前ブログでは頭の整理に、思いついたままを書きつらねずにおれませんでしたが・・・
読み返すとお恥ずかしい限り(。-_-)
一方こちらの本はスゴイです
「民主主義」を2500年前の古代ギリシャまで遡り
歴史や哲学や社会学や政治学や・・・
ちゃんと学問を踏まえた上で現代に照らし合わせた見解であり
学ぶだけでなく民主主義を実践として行動している面々(そこが重要だと思う)
による対談です
民主主義と、立憲主義と、デモクラシーと・・・
イデオロギーなのか制度なのか・・・
至るところ咀嚼しきれないので解説はいたしません
学生たち、すごいな~~
学問て、こんなふうにしたら愉しいんだね~
というひくーい次元でも感動してごめんなさい
でもね、最後の方にいい言葉が引用されていました
「無知とはモノを知らないことではない、
疑問を発せられない状況のことだ」 by.フランツ・ファノン
疑問を持てたら 始まり、ってことで(。-_-。)
とはいえ、いきなりソクラテスもプラトンもアリストテレスも
読めそうにないので
次は源一郎センセイの『僕らの民主主義なんだぜ』を
読むといたします
「実践」としては、今の私にとっては
これを書けることが民主主義かな・・・
この本や政治について語り合える人は
こちらに来てからは家族以外にはまだいない
新潟時代には、いたんだなぁ・・・
同世代で語り合えるひとたちが
あの出会いは奇跡みたいだった
どこにでもあるわけじゃない
あ、でも郡山でもおひとり!
「どんな本、読むんですか?今、何読んでますか?」って聞いて下さって・・・
「高橋源一郎さんの・・・*^-^*」って言うことのできた方が☆
他のひとだったら、違う答えをしたかもしれない
・・・ナチュラルクリーニングの本、とか?
それも関心事項には違いないのだけど
もっと気になっているのは世のこと政治のことなんです~
とはそうそう言えない(。-_-)
「面白任務」関係のその方は
原発や放射能のことなどもストレートにお尋ねできるひと
やっぱり、奇跡じゃないのかもしれない
求めれば出会えるものなのかもしれない
と思いなおす