2017年1月23日月曜日

白くまと長良川

御用達の相方に送られてくる patagonia社 のカタログは
毎度ネイチャー写真に惚れ惚れするのですが

酉年カードと一緒に届いたこのひとたちにも
どきゅ~~~ん(*ノωノ)


かわえぇ~~(*ノωノ)

 
昨年後半は、相方が単身赴任になった新居の
ひと気の無さを解消する策として
「生き物のケハイ」を増やす作戦をとっておりましたが
二人暮らしに戻っても、酉カードをさしおいて未だリビングの特等席に


December 2016
photo by. Florian Schulz

もちろんこれは単なる動物ラブリー写真ではなく
「北極圏保護区」をめぐる問題や「気候変動という難題」を語る側面にあるもの

すこぶる獰猛らしいですしね (。-_-) むぎゅっとするわけにはいきません


patagonia社は自然環境に配慮した商品や
社会的取り組みに力を入れているアメリカのアウトドア用品メーカー

各直営店ではその地域の環境問題へのアプローチコーナーがあるようで
名古屋店には長良川河口堰をめぐる問題の資料が展示されていました


愛知県で過ごした学生時代にアツクなっていたことのひとつ

卒業した年に河口堰のゲートが降ろされ(1995年7月より運用)今年で22年

利水を最大の目的としてかかげた公共事業ですが
水需要予測は過大設定されていると当時から反対運動が指摘していたとおり
工業用水としてはこれまで一滴も使われておらず、また使う計画もないとのこと

1493億円の税金を注ぎ (うち愛知県では467億円3500万円を負担
豊かな自然と、川の恵みとともにあった人々の営みを破壊した河口堰とは、
清流・長良川とは、

現在の運動は、これまで実施されていない開門による環境影響調査
の実現を求めるものである、とのこと等々・・・
冊子にわかりやすくまとめられていました


この取り組みにずっと携わっている方々がいること
「清流をとり戻す」ことに向かって着実に歩みは進められていることに
胸が熱くなります

私はせめて一筆
こちらを投函




かいつまんで説明してくれたpatagoniaのスタッフさんによれば、
現・大村知事は開門調査を公約に掲げて当選したのだけど
議会では様々な立場・抵抗があって未だ実現できておらず、

運動の局面としても市民からの要請と国民的関心の後押しが重要であるとして
このハガキが作成されたとのこと

関心を示し続け、要望し続けることの大切さ

今年のコツコツ、の一コツ