私が日々を呑んのんと過ごさないように?
物事にはリミットがあるということを、忘れた頃を見計らって思い知らせる
パンチのある急展開続き
ギリギリでもクリアできるラインで示してくれていると信じたい
その日は友人Kちゃんと
初めてベビちゃん(9か月)も伴って出かけたスペシャルな日で
Kちゃんの手際の良さとベビちゃんのご機嫌の協力もあって
ランチと、氷と、コーヒーと・・・ まさかのハシゴでフルコース
初めてのお店やおしゃべりをたっぷりと満喫した
夕方からの時間帯に別の友人からのうれしい誘いもあったのを
ブッキングしなかったのは虫の知らせか
夕方、一息ついていたところに母からの電話
急きょ、長岡へ向かう
頭をよぎる悪い想像は確信をもって打ち消して
運転に集中する
父はこれまでも幾度も復活を遂げてきた地ヂカラのあるひとだから
このところとても調子がよかったので一同、予期せぬ急変に動揺
初めて泊まった家族控え室
昨年の大手術の時だって、夜は揃って帰宅したのだけれど
今回は滞在しておくことを勧められた
翌日からは交代で
31日の夕方は病院裏の土手散歩
父の様子に不意に不安がふくらんで・・・ 気分転換
ICUはずっと付き添っていられない分、看護が手厚いのでしばらく病棟を離れることもできる
川風がやさしかったからか
夕空があまりに美しかったからか
いつになくメソメソしながら相方にメールをすると
「今を生きるんや ( ̄ー ̄)」
はひ (。-_-。)
今一番がんばって生きているのは我が家では父に違いない
8月1日 個室に移ったものの依然苦しそう
母が病室に泊まる
2日は長岡花火初日
私が泊まり担当で、あわよくばロビーから… と期待したけれど
結局それどころではなかった
快復に伴い、しゃべりたくてたまらない父
入れ歯を外していることもあり、それ以外の問題もありで
簡単な言葉以外はさっぱりわからない
もどかしい父の苛立ちはよくわかる
手製の文字盤を使ってなんとか解読を試みる
ようやく書き起こした言葉が辛辣でガックリ
弱音を口にすることのない父が
「たすけてくれやぁ」と訴えたように聞こえたのは
夢うつつ、勝気と弱気の拮抗した闘いのさなかだったろうか
夕方から終始不機嫌だった父が寝入ったか?
というところで一瞬、ロビーへ行ってみたけれど
。。。ですよね(-_-)ゞ 病室に帰る
息をするようにうめき続ける父の傍らで音だけの花火鑑賞
前日に交通事故で運ばれてきた男の子やご家族のことも
案じられてならなかった
この夜のことは
どんな記憶になっていくだろう
3日、波はあるもののある程度落ち着いたと聞いて郡山に戻る
昼の付き添いが結構ハードな状態なので (しゃべり&癇癪対応)
4日からは母・兄も夜間の付き添いまでは無理をしないことになった
それで何事かあったとしても
それは精一杯やったというもの
最後は父の生命力
センセイも言っていた
医療はあくまでもサポートで、最後は本人の免疫力と回復力です、と
それが尽きたものを生かし続けてもらうことは
父も望んでいない
でも策ある限りは闘い続けるハードボイルドな父
またいつ呼ばれるかドキドキしつつ
まずは引っ越しの荷造りを進める
果たして夏休みの旅行には予定通り行けるのか
途中で駆け付けねばならなくなった場合のルートも含め
旅の予習もしなくては
まずは新潟へ引っ越すまで、なんとか乗り切ってくれますように
来月の誕生日を、また揃ってお祝いできますように
* * *
勝手なお願いばかりなのは
とっくに見透かされている
前回のサプライズ(予定より早い異動)は
今回の出来事(父の再入院)とセットの采配だろうか
間に合うように
万障繰り合わせてくれたに違いないと
これまた勝手な解釈をして八月をしのぐ希望にする