2016年7月8日金曜日

うちのデクノボーに捧ぐ

このタイミングでの異動は、私にとっては結構なインパクトで
うおぉー∑(゚ω゚ノ)ノ さおぉーー ( ノ゚Д゚)ノ と
騒がしいことこの上なかったのですが
それにひきかえ相方のどっしり感ときたら・・・

岩手県①花巻
宮沢賢治のいうところの「デクノボー」について
久しぶりに思いを巡らせましたが

相方みたいなひとが「デクノボー」かもね
と思ったこの度でした

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雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノアツサニモマケヌ

丈夫ナカラダも時には弱るが
慾ハナク
ほとんど怒らず
イツモシズカニワラッテヰル

玄米と野菜を好み
アラユルコトヲジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ワスレもするけれど

海が見える山小屋に暮らすのを夢見ながら
都会の箱家に暮らし
街を愉しみつつ時々山へ行く

決しておせっかいはやかぬが
東に救援の旗あがり呼ばれれば駆けつけ
西に病のひとありて呼ばれればその仕事任せろとイヒ。。。

ケーキの入った箱などを落としてもすぐさま拾うことなく思案しているので
隣の者はすぐに手出しをしたくなるが

何につけオロオロしがちな者のそばで
動じず、すぐに答えを出すこともなく、ただ構えていることが
結果的に支えとなる

親や初見の人に対しては無口だが
妻にはわりとよくしゃべる

ひとの輪に積極的には入らないが
自然にできた輪の中で好かれ頼りにされる

サウイフモノ
ワタシはデクノボーと呼びたい


青字のみ原文(。-_-)

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原文は「青空文庫
宮澤賢治《雨ニモマケズ》 を参照