2015年7月31日金曜日

ゴーヤ

梅雨の前に帰った折
毎年日よけに育てているゴーヤの種蒔きを仰せつかった


次に帰った時には
よく育ったものを残して間引いてくれと


梅雨の頃、だいぶ延びた苗を頼まれた数より1本2本、多く残したら
一緒に蒔いたふうせんかずらや朝顔と相まって
どのプランターもぎっしりになってしまったのを
依頼人が帰って見たらなんと言うだろう


夏が来て炎天下
未だ守り人不在の庭は
水不足にヨワルものと、深く根を張り動じないものと
引っこ抜かれる難を逃れて勢いを増すものと
蒔いてないのに延びるかぼちゃ
帰るたびに
生命力のドラマが土から離れて暮らす私を驚かせる


間引いたものの、投げ捨てるにしのびなかった苗は
郡山に連れて帰ることとなり
こちらにも不在時の気がかりを増やした

二人そろって不在になるお盆休みが問題



摘心も曖昧に、緑が育つのを愛でているので
食べられるほどの実りができるとは思えないのだけれど

日々蔓を延ばし、葉を色濃く茂らす姿が愛おしくて

毎日、ありがとう

と思う

果たして耐えてくれるか